12月8日(金)に日本睡眠機構 上級睡眠健康指導士の松木繁美先生を講師にお迎えして,第2回学校保健委員会を開催しました。「睡眠は特別枠」と題して,睡眠が子どもたちの成長に与える影響について講演をしていただきました。
よりよい睡眠をとると,次のような利点があるそうです。
① やる気が入り,ものごとの計画や判断、意思決定が早くなる。
② 寝ている間に学習や記憶が整理され,記憶の定着がよくなる。
(よく眠るほど,学習の成果は上がる)
③ 免疫力が向上し,運動機能が向上する。
④ 心情が穏やかになり,自己肯定感が増す。
しかしながら,日本の子どもたちの睡眠時間は「世界一少ない」と言われています。よりよい睡眠をとって,健やかな竜門っ子であってほしいと思うことでした。
12月6日(水)に校内人権集会を実施しました。4日(月)~9日(土)の期間に行われる校内人権週間の一環です。人権に関する学習活動を通して,良好な友達関係や学校生活に関する理解を深め,人権意識を深めることをねらいとしています。校内人権集会では,子どもたちの人権作文の発表が行われました。その中から高学年児童の人権作文を紹介します。
「ぼくは、助け合いのあるこの学級がすばらしいと思います。たとえば、タブレットをなおすときは準備することがたくさんあり、急がないといけない給食当番が自然と優先になります。授業では問題のやり方が分からない人に分かる人がくわしく教えてあげるなどの助け合いがこの学級ではとてもたくさん見られます。地域でも助け合いがたくさんあります。見守りたいの人たちが登下校をサポートしてくれたり、運動会などのイベントなどの進備を手伝だってくれたりするなどいろいろな助け合いが多く見られます。この助け合いがいろんなところで多く見られると学級や地域の人たち全員が仲良くなったり物事がスムーズに進んだりして,とても多くのメリットがあります。なので、いろいろな助け合いがたくさんあるこの学級、地域はすばらしいと思います。」
11月20日(月),5年生が研究授業を実施しました。本校の研究テーマは,「自らの学びを振り返り,学習力を高めていくための指導の在り方」です。今回の研究授業で検証したい項目は以下の4点でした。
① 児童に学びの状況を認識させるために,ロイロノートの提出機能を使用して,自分の理解度や方法を可視化させる。
② 学びの状況認識をもとに考えを深めたり広げたりするために,自力解決の場において,考えを交流する時間を設ける。
③ よりよいまとめを書かせるために,自分のまとめを書かせた後に,友達の考えを加えたまとめを書かせる活動を設ける。
④ 振り返りをより自分事として捉えるとともに,今後や他の学習内容,他教科にも生かせるようにするために,様々な視点から,振り返りを書かせる。
三角形を長方形や平行四辺形に変形して面積を求める学習内容でした。子どもたちは,方眼紙に書かれた三角形に線を入れたり,ハサミで切って動かしたりして考えていきます。3分程度の自力解決のあと,自分の学びの状況を「青(できそうだ),黄(少し困ってる),赤(難しい)」のカードで提出します。その学びの状況を見て,子どもたちは交流する仲間を見つけ考えの交流を行います。「あっ,そうか!」「そういう風に考えるのはすごいね」「これって,どういう考え?」等々,交流の様子を見ていると活発に言葉が交わされていました。まさに主体的で対話的で深い学びの姿が見られました。竜門小では,子どもたちの学力と学習力の向上を目指して,これからも研修を進めていきます。
竜門小学校
小規模校の特性を生かした学習,自然環境に恵まれた学校,空港や市街地まで15分で行ける中山間部の小山田地区(竜門校区)に興味のある方,転入を希望するご家庭は,是非御検討ください。 ※様々な条件もございますので,興味のある方は,竜門小学校または姶良市教育委員会へ御連絡ください。