命を守る ルーティーン
竜門小学校の委員会活動の一つに,「飼育栽培委員会」があります。竜門小には,およそ40匹近いウサギがおり,そのお世話(餌やり・水やり・掃除)を朝からするのが主な仕事です。晴れの日も,雨も日も,風の強い日も,朝8時前になると「飼育栽培委員会です。ウサギ小屋の鍵を取りに来ました。入ってもいいですか?」と職員室に委員会の子供たちがやってきます。その声を聞くと,毎日責任をもって仕事に取り組む子供たちの姿にうれしく思います。ですからこちらも心を込めて「いつもありがとう」と声をかけるようにしています。毎日のきまりきった仕事(ルーティーン)ですが,それがウサギたちの命を守ることにつながっているのです。そして,こつこつと責任をもって仕事をしてきたことが,きっと子供たちの心の根っこも強くしてくれていると信じています。
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